農林水産省が農林水産情報交流ネットワーク事業の流通加工業者モニター706名に対して、2012年10月~11月に実施した食品流通の電子商取引等に関する意識・意向調査。この中から、ECの利用拡大にあったての課題としてとらえているものランキング(複数回答あり)
- システムを扱える人材が不足している
- 導入時の費用負担が大きい
- 取引先ごとに違うシステムや商品コードが必要
- 取引先との調整が困難
- 電子商取引では業務に対応できない
- セキュリティの確保が困難
- 特にない
- その他
- 法の規制がある
ECには積極的に関与したいが、システム人材が不足しているということが最大の難点となっている。また、初期費用の高さも人材不足と同じレベルでの課題であると流通加工業界は感じている。人材不足は46.1%、初期費用の高さは45.6%が課題としてあげている。ASPのカートシステムはこうした課題を解決するためにあったはずだが、まだPR不足ということなのかもしれない。
出典:農林水産省