LCCを利用して節約しても、現地滞在費用は変わらない

じゃらんリサーチセンター(リクルートライフスタイル)は、この1年間で1回以上、飛行機で国内旅行または帰省をした1,337人を対象に国内線LCCに関する調査を実施した(2013年1月18日~23日)。これは、その中からLCCを利用して浮いたお金の使い道ランキング。

  1. 現地滞在の買い物や食事などで少し贅沢した
  2. 次回の訪問にまわすつもり(訪問回数を増やすつもり)
  3. 浮いたお金をどう使うかということを意識しなかった
  4. 現地滞在の日数(宿泊日数)を増やした
  5. 貯蓄するなど、訪問先では使わなかった
  6. LCCでなければ訪問しなかったので、浮いたお金はない
  7. そもそも安く浮いたとは思わなかった

何かと話題となったLCC。認知率も5~7割と高いが、直近1年間で実際にLCCを利用した人はまだ7%に過ぎない。その一方で、利用者の満足度は7~9割と非常に高いようだ。

なお、LCC利用時に低価格だと感じる価格は、近距離の場合、LCC利用者は4,802円、非利用者は6,171円、遠距離の場合、LCC利用者は8,085円、非利用者は10,986円だという。

出典:リクルートライフスタイル

理想的は「サザエさん」のような社会

日本労働組合総連合会は、15~59歳の男女を対象に、「理想の日本像に関する意識調査2013」を実施した(2013年1月16日~21日、有効回答数は3,000サンプル)。以下は、「理想の社会像が描かれた漫画やアニメ」の上位10作品。

  1. サザエさん
  2. ドラえもん
  3. ONE PIECE
  4. こちら葛飾区亀有公園前派出所
  5. 島耕作シリーズ
  6. サラリーマン金太郎
  7. となりのトトロ
  8. 鉄腕アトム
  9. ちびまる子ちゃん
  10. クレヨンしんちゃん

同調査によると、今年、身近で活躍してほしいと思う理想のリーダー像に、アニメや漫画のキャラクターでは「ONE PIECE」の(麦わらの)ルフィや「社長島耕作」の島耕作、「サラリーマン金太郎」の矢島金太郎が、各界の著名人では池上彰、北野武、尾木直樹がそれぞれトップ3となった。

先の見えない世の中だからこそ、理想はほのぼのと明るいものを求めるのかもしれない。

出典:日本労働組合総連合会(連合)

農業も、グローバルで勝ち抜くには人材育成が必要

N-1サミット事務局(オイシックス)は、オイシックスと取引のある生産者(農業、畜産、水産)158名に対して、日本の農業の競争力に関するアンケートを実施した(2013年2月13日~3月5日)。その中で、「日本の農業がグローバル競争の中で勝ち抜くためには何が必要だと思うか」に対するランキング(複数回答:「その他(自由回答)」を除く)。

  1. 人材育成
  2. 減税や資金援助など設備投資への支援
  3. 大規模化、企業化
  4. 販売促進・ブランディングのノウハウ
  5. 加工化による付加価値アップ
  6. 所得補てん
  7. 輸出促進への政府の支援
  8. 規制緩和
  9. 品目別の情報共有
  10. 輸出促進のための品目別の協議会設立
  11. 関税による保護
  12. 経済連携協定の締結

日本の農業は攻めるべきと考える生産者は48.1%、世界で戦えるレベルまで強くなる可能性があると思っている生産者は60.8%となった。

TPP参加への流れができつつある中で、生産者自身の意識も変化しているようだ。

出典:Oisix(おいしっくす)

日本は、自分を信じる人が多くなったらしい‐カンター・ジャパン

カンター・ジャパンは、世界21カ国の16歳以上の男女を対象にした「グローバル・モニター」調査において、「専門家に助言を求める」と「できるだけ自分を信じる」のどちらの考え方が、世の中をよりうまく生きていく方法であるかについて調査した。

調査対象数は21,000名、うち日本は987名。対象国は、日本、米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、オーストラリア、中国、ロシア、韓国、インド、ポーランド、トルコ、サウジアラビア、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン。

以下は、日本・オーストラリアを含む欧米先進国10カ国の「できるだけ自分を信じる」と回答した割合の多い順のランキング。

  1. イタリア
  2. フランス
  3. アメリカ
  4. イギリス
  5. アイルランド
  6. カナダ
  7. 日本
  8. オーストラリア
  9. ドイツ
  10. スペイン

東日本大震災前まで、欧米に比べ日本は「専門家」派のほうが「自分を信じる」派よりもわずかに多かった(2009年時点:専門家59%、自分41%)が、2012年調査では63%となった。

出典:KANTAR JAPAN

パズドラに1カ月いくら課金する?

Fastaskは、2013年2月15日~3月5日まで、スマートフォンで「パズル&ドラゴンズ」を利用したことのある、または現在利用している10~40代の男女900名を対象に、人気ゲーム「パズドラ」の利用状況に関する調査を実施した。以下は、魔法石を購入したことのある323人が回答した1ヵ月の平均購入金額ランキング。

  1. 500円~1,000円
  2. 500円未満
  3. 1,000円~3,000円
  4. 3,000円~5,000円
  5. 5,000円~10,000円
  6. 10,000円以上

年代別では、15~19歳が「500円未満」(39.6%)、20~29歳は「1,000円~3,000円未満」(27.1%)、30~39歳は「500円~1,000円」(31.2%)、40~49歳は「500円未満」(30.2%)。課金状況だけを見れば、20代が最もゲームにハマっているようだ。

ちなみに、魔法石を使用用途として最も多いのは「ガチャ」で、約半数を占める。

出典:Fastask(ファストアスク)

福山「誕生日には~」とAI「VOICE」、どちらもテレビの主題歌がトップを獲得

レコチョクアワード2013年2月度の月間ダウンロードランキング。レコチョクアワードとは、株式会社レコチョクが対象期間中の着うた、着うたフルそれぞれのダウンロード数を集計し表彰するというもの。

■ダウンロード(シングル)部門

  1. 「誕生日には真白な百合を」福山雅治
  2. 「VOICE」AI
  3. 「So long!」AKB48
  4. 「イロトリドリ」ゆず
  5. 「花」ソナーポケット

 

■着うた部門

  1. 「VOICE」AI
  2. 「にんじゃりばんばん」きゃりーぱみゅぱみゅ
  3. 「So long!」AKB48
  4. 「My Resistance-タシカナモノ-」kis-My-Ft2
  5. 「誕生日には真白な百合を」福山雅治

ダウンロード部門1位の「誕生日には真白な百合を」(福山雅治)は、TBSテレビ日曜劇場『とんび』の主題歌。一方、着うた部門1位の「VOICE」(AI)も、金曜ドラマ『夜行観覧者』の主題歌だ。

テレビ番組の主題歌がヒットする。テレビ低迷であっても、この黄金律はまだまだ生きているようだ。

出典:レコチョク

スマホの便利機能トップは、インターネット閲覧

ゲインは、ランキンペンギンで10~30代男女301名に対してスマートフォンの便利機能ランキングを実施した(2013年3月4日~6日)。

  1. インターネット閲覧
  2. メール機能
  3. 地図/乗換検索
  4. ニュース/天気予報
  5. 通話機能
  6. 動画閲覧
  7. 写真撮影/画像加工
  8. SNS
  9. ゲーム
  10. PCとの連携

コメントを見ると、車のナビ代わりにしたり、移動中などリアルタイムでニュースを見るなど、PCとスマホは使い分けているようだ。

出典:Ranking × Penguin

若者の三大趣味は「映画鑑賞」「PCでのインターネット」「アニメ」

電通総研の電通若者研究部は、2012年12月27日~29日にかけて、首都圏に住む15~29歳を対象に「好きなものまるわかり調査」を実施した(高校生180人、大学生1,237人、社会人1,526人、合計3,180人)。その中で若者がハマっている割合ランキング。

■高校生

  1. 音楽鑑賞
  2. PCでのインターネット
  3. アニメ
  4. マンガ
  5. カラオケ
  6. ゲーム機器でのゲーム
  7. スマートフォン・携帯電話でのインターネット
  8. 芸能人・アイドル
  9. ファッション
  10. 読書(マンガ以外)

■大学生

  1. PCでのインターネット
  2. 音楽鑑賞
  3. アニメ
  4. 読書(マンガ以外)
  5. マンガ
  6. ファッション
  7. < ゲーム機器でのゲーム/li>
  8. カラオケ
  9. ショッピング
  10. 恋愛・恋人

■社会人

  1. PCでのインターネット
  2. 音楽鑑賞
  3. 読書(マンガ以外)
  4. アニメ
  5. マンガ
  6. 国内旅行
  7. ファッション
  8. ショッピング
  9. 恋愛・恋人
  10. ゲーム機器でのゲーム

ハマりやすい割合からは無料もしくは安価なもののが上位に挙がっているが、金額ランキングでは平均5万円の海外旅行が3者ともトップだ。安価で楽しめることは利用する反面、高額商品も購入する。若者だって、賢くお金を使っているのだ。

出典:電通

新郎の一番人気は、11万円クラスのレンタルタキシード

ブライダル総研は、2011年4月~2012年3月に結婚した、もしくは結婚の予定があったブライダル情報誌『ゼクシィ』読者7,390名(回収率36.0%)に、結婚式の新郎の衣装についてアンケートを実施した。その中で、タキシードの費用のランキング(調査数539)。

  1. 9~11万円
  2. 15~20万円
  3. 5~7万円
  4. 7~9万円
  5. 11~13万円
  6. 13~15万円
  7. 20~25万円
  8. 3万円未満
  9. 3~5万円
  10. 25万円以上

新郎の約8割はタキシードを選び、その9割以上がレンタルだそうだ。一生に一度(じゃないかもしれないが)の晴れ舞台といえども、さすがに購入する人は少ないようだ。

出典:ブライダル総研

iPhone健在。スマホの37.8%のシェアを獲得―comScore

米comScoreは、米国における2013年度1月期(3か月平均)のスマートフォンのマーケットシェアを発表した。調査方法はcomScore MobiLens。

  1. Apple 37.8%(3.5)
  2. Samsung 21.4%(1.9)
  3. HTC 9.7%(-1.7)
  4. Motorola 8.6%(-1.4)
  5. LG 7.0%(0.3)

Googleアンドロイド全体のマーケットシェアは52.3%となり、前回調査(2012年10月)よりも1.3%下がった。同様に、BlackBerry(-1.9%)、Microsoft(-0.1%)、Symbian(-0.1%)もシェアを落とした。

この結果を見る限り、iPhoneの人気は依然として高いようだ。

出典:comScore, Inc