N-1サミット事務局(オイシックス)は、オイシックスと取引のある生産者(農業、畜産、水産)158名に対して、日本の農業の競争力に関するアンケートを実施した(2013年2月13日~3月5日)。その中で、「日本の農業がグローバル競争の中で勝ち抜くためには何が必要だと思うか」に対するランキング(複数回答:「その他(自由回答)」を除く)。
- 人材育成
- 減税や資金援助など設備投資への支援
- 大規模化、企業化
- 販売促進・ブランディングのノウハウ
- 加工化による付加価値アップ
- 所得補てん
- 輸出促進への政府の支援
- 規制緩和
- 品目別の情報共有
- 輸出促進のための品目別の協議会設立
- 関税による保護
- 経済連携協定の締結
日本の農業は攻めるべきと考える生産者は48.1%、世界で戦えるレベルまで強くなる可能性があると思っている生産者は60.8%となった。
TPP参加への流れができつつある中で、生産者自身の意識も変化しているようだ。