日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、2012年10月1日~31にかけて、JSSEC会員企業33社を対象に、企業におけるスマートフォン利用に関する調査を行った。
従業員規模は、3,000名以上が21%、1,000~2,999名が21%、300~999名が18%、100~299名が12%、1~99名が28%。業種は、情報通信業が76%、製造業が18%、専門サービス業とその他が各3%。また、アンケートの回答者は、情報システム部責任者、ITインフラ運用責任者、運用担当者。
以下は、その中の「スマートフォン利用における社内のセキュリティポリシー」のランキング。
- 社内のシステム(メール、グループウェアなど)にアクセスが許可されている
- Wi-Fi接続が可能である
- カメラ機能が利用可能である
- MDMで管理されている
- アプリの削除が可能である
- その他個別のポリシーを設定
- App Storeからのアプリのダウンロードが許可されている
- iTunesが利用可能である
- キャリアの接続方式(3G/4G)のみ接続が許可されている
- フィルタリングソフトが導入されている
会社でスマホを支給しているのは82%、社員の私用端末を業務用として認めている企業が41%と高めに出ている。おそらく、回答企業がJSSEC会員であることから、一般よりも積極的にスマホを活用しているようだ。