健康食品の購入チャネル、ドラッグストアよりも通信販売のほうが多い

矢野経済研究所は、2012年11月~2013年2月にかけて、健康食品メーカー、一般食品メーカー、製薬メーカー、関連団体、管轄官庁等を対象に、健康食品市場に関して調査を実施した。

調査において健康食品とは、機能性を追求した食品かつ形状が錠剤、カプセル、粉末、ミニドリンクタイプの商品を指す。

健康食品市場は、2011年度が7,053億円、2012年度は前年度比100.5%増の7,085億5,000万円と予測している。以下は、メーカー出荷金額ベースの流通チャネル別の市場規模ランキング。

  1. 通信販売
  2. 訪問販売
  3. 薬系チャネル(ドラッグストア、薬局など)
  4. その他(配置薬チャネル、エステ・フィットネスジム、病院など)
  5. 食品系チャネル(コンビニエンス、量販店、スーパーマーケットなど)
  6. 健康食品系チャネル(健康食品専門店)

レポートによれば、通信販売市場は拡大傾向だが、参入障壁が低いため、競争が激化しているという。また、従来メインだった訪問販売は縮小傾向にあるようだ。

最も好調に推移しているのが薬系チャネル。ドラッグストアの消費者の利便性を高めたワンストップショッピングによって、来店者の需要を喚起しているようだ。

出典:矢野経済研究所

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