CA Technologiesは、2012年6~7月にかけて、米国、イギリス、ドイツ、フランス、シンガポール、日本、オーストラリア、ブラジルの8カ国のIT部門の管理職ならびにビジネス部門の管理職800人を対象に、イノベーションに関する意識調査を行いました。
以下は、その中の「イノベーションを起こすきっかけ」のランキング。
- 顧客/クライアント(新たなサービスや改善への要求に応じるため)
- 経営管理(新たなビジネス上の要求や上層部からの指示があるため)
- IT(ビジネスニーズにより積極的に応えるため)
- 社員(社員の能力を新たに引き出すため)
- 競合他社(競合の動きが気になるため)
上位3項目の割合は、26%、25%、24%で、ほぼ同列とみなすことができそうです。
また、ビジネス部門の管理者のみの回答を世界と比較したとき、大きく異なる傾向はITと競合他社でした。世界ではITのほうが競合他社よりも高く評価していましたが、日本では逆にITが低く、最下位でした。