余暇の過ごし方、国内旅行に行くのがダントツに多い

日本リサーチセンターは、2013年2月4~16日にかけて、全国の15~79歳の男女1,200人を対象に、余暇活動に関する意識調査を実施した。

以下は、1年間で行った余暇活動のランキング(複数回答)。

  1. 国内旅行(宿泊)
  2. 居酒屋、パブ
  3. 温浴施設、健康ランド、クアハウス、スーパー銭湯、岩盤浴、サウナ等
  4. 読書
  5. 映画館
  6. レンタルビデオ、DVD鑑賞
  7. 国内旅行(日帰り)
  8. グルメ、食べ歩き
  9. カラオケ
  10. ドライブ、ツーリング
  11. 宝くじ(totoを含む)
  12. 遊園地、水族館、植物園
  13. ジョギング、ウォーキング
  14. テレビゲーム、ネットゲーム
  15. ゲームセンター、アミューズメント施設
  16. 整体、マッサージ
  17. 博物館、美術館
  18. 園芸、盆栽、ガーデニング
  19. バーベキュー、キャンプ
  20. ボーリング、ビリヤード、ダーツ
  21. プール
  22. 自治会活動
  23. スポーツ観戦(野球・サッカー場など)
  24. ライブ、コンサート
  25. 海水浴
  26. テニス、卓球、フットサルなどの球技
  27. パチンコ、パチスロ
  28. 演劇・観劇(ミュージカル、歌舞伎、お笑いなど)
  29. 釣り
  30. ボランティア
  31. 登山、ハイキング
  32. 海外旅行
  33. ウインタースポーツ(スキー、スノーボード、スケートなど)
  34. カードゲーム、ボードゲーム、チェス、オセロなど
  35. フィットネスクラブ、トレーニングジム
  36. ゴルフ
  37. プラネタリウム
  38. 麻雀
  39. 競馬
  40. エステティックサロン
  41. 囲碁、将棋
  42. ネイルサロン
  43. 舞踏、ダンス
  44. ヨガ、ピラティス
  45. 通信教育、趣味や資格取得のための勉強
  46. カルチャーセンター
  47. 語学や資格取得のための学校
  48. マリンスポーツ(サーフィン、ダイビングなど)
  49. 料理教室
  50. 競輪、競艇

1位の国内旅行(宿泊)は50.9%、7位の国内旅行(日帰り)も37.8%となり、余暇の過ごし方としてはダントツと言えるだろう。なお、旅行は、性別や年齢に関係なく実施率が高くなっている。

一方、偏ったものとしては「園芸、盆栽、ガーデニング」「カラオケ」「テレビゲーム・ネットゲーム」「ドライブ・ツーリング」「宝くじ」がある。

「園芸、盆栽、ガーデニング」は60~79歳の女性、「カラオケ」と「テレビゲーム・ネットゲーム」は15~39歳の男性、「ドライブ・ツーリング」は40~59歳の男性、「宝くじ」は60~79歳の男性のみ実施率が高くなった。

出典:日本リサーチセンター

クーポンの取得方法、新聞・雑誌よりも折込チラシ・フリーペーパーが上位に

MMD研究所(株式会社アップデイト)は、2013年2月21~24日にかけて、クーポンを利用したことのある20歳以上のフィーチャーフォン利用者250人、スマートフォン利用者250人を対象に、クーポンに関する意識調査を実施した。

以下は、最も利用頻度の高いクーポンの取得元(スマートフォン)のランキング。

  1. スマートフォンアプリで取得
  2. スマートフォンサイトで取得
  3. PCサイトで取得
  4. 折込チラシに載っていた
  5. フリーペーパーに載っていた
  6. PCメルマガで送られてきた
  7. 店頭や駅で受け取った
  8. モバイルメルマガで送られてきた
  9. ダイレクトメールで送られてきた
  10. 新聞に載っていた
  11. 雑誌に載っていた
  12. その他

利用頻度の高いクーポンの取得元は、フィーチャーフォンとスマートフォンとで傾向が異なる。フィーチャーフォンの1位は「PCサイトで取得」で30.0%となったが、スマートフォンでは15.2%に過ぎない。また、折込チラシも、フィーチャーフォンは2位で20.0%となったが、スマートフォンでは11.2%だった。この結果から、スマートフォンではアプリやサイトで取得することが多いがフィーチャーフォンではその割合は少なくなっていると言えそうだ。だが、これは使い方の違いによるものだろうと思われる。

一方、共通しているものもある。それは、メルマガやダイレクトメールに送られてきたクーポンや新聞・雑誌に載っていたクーポンがかなり低いことだ。新聞・雑誌はどちらも0.8%、メルマガやダイレクトメールは4~5%にとどまった。つまり、これらのメディアの広告効果は、折込チラシやフリーペーパーよりもないということになる。

なお、新規購入・申込み、継続購入・申込みともに、クーポンがあることで「影響する」と回答したのは8割を超える。ただし、クーポンが利用できなかったことで購入・申込みをしなかった経験は、フィーチャーフォンは52.9%、スマートフォンは56.4%にとどまった。

出典:MMD研究所

粉もの料理、男性はビールとの相性に魅力があるようだ

アサヒグループホールディングスは、2013年4月17~23日にかけて、全国の20歳以上の男女720人を対象に、粉もの料理に関する意識調査を実施した。

以下は、男性が感じた粉もの料理の魅力ランキング。

  1. ビールなどとの相性が良い
  2. 庶民の味
  3. 満腹感がある
  4. コスト(値段)が安い
  5. 調理が簡単
  6. 食べやすい
  7. 腹持ちが良い
  8. バリエーションが広がる
  9. 熱々が食べられる
  10. 家族団らんに良い

「調理が簡単」は、男性のランキングでは5位とかなり下がるが、女性では堂々1位に輝いた。また、男女で大きく違ったのは「家族団らんに良い」だ。男性が9位なのに対し、女性は6位と高く評価している。

ちなみに、好きな粉もの料理は、1位がたこ焼き、2位が焼きそば、3位が関西風お好み焼き、4位が広島風お好み焼き、5位が焼うどんと、上位は日本のジャンクフードが勢ぞろいで、まるで縁日の屋台のように感じられる。

出典:アサヒグループホールディングス

高卒者の求人充足率、医療・福祉が最下位

厚生労働省は、平成24年度の新規高卒者に対する求人の充足状況を公開した。以下は産業別充足率のランキング。

  1. 電気・ガス・熱供給・水道業
  2. 金融、保険業
  3. 複合サービス事業
  4. 製造業
  5. 運輸業、郵便業
  6. 卸売業、小売業
  7. 情報通信業
  8. 宿泊業、飲食サービス業
  9. サービス業(他に分類されないもの)
  10. 学術研究、専門・技術サービス業
  11. 農、林、漁業
  12. 建設業
  13. 不動産業、物品賃貸業
  14. 医療、福祉
  15. 生活関連サービス業、娯楽業

平均充足率は57.3%。規模別では、事業所規模が大きいほど、充足率も高くなる。また、新規学校卒業者の求人。求職・就職の状況報告によると、平成25年1月末時点における高校生の就職内定率は88.3%だという。

出典:厚生労働省

昔懐かしのお菓子で思い出すのは、小枝のホワイトチョコ版「白樺の小枝」

日本ブランド戦略研究所は、2013年3月19~20日にかけて、全国の35~59歳の男女100人を対象に、復活してお菓子についてアンケート調査を実施した。

  1. 白樺の小枝(森永)
  2. V.I.P(ロッテ)
  3. 宝石箱(雪印乳業(当時))
  4. ノースキャロライナ(不二家)
  5. ドンパッチ(味の素ゼネラルフーズ)
  6. マリブのさざ波(ロッテ)
  7. Eve(ロッテ)
  8. さかなかな?!(ハウス食品)
  9. マイレコード(明治)
  10. マリンバ(江崎グリコ)

なお、復活してほしい飲料のトップ3は、TESS(サントリー)、オフサイド(キリン)、Pekoe(サントリー)だった。

こうやって商品名を見てみると、懐かしいと思うお菓子や飲み物がある反面、まったく覚えていない商品名もある。新しい商品や季節限定など、次から次へと発売されている現状では、こんなお菓子や飲み物もあったと思い出すのもいいかもしれない。

出典:日本ブランド戦略研究所

クールビス対策の5,000円で、帽子よりも夏用衣類

ロイヤリティ マーケティングは、2013年4月3~9日にかけて、東京都、愛知県、大阪府に住む20~50代男性のPontaリサーチ会員1,761人を対象に、クールビズと暑さ対策に関するアンケート調査を実施した。

以下は、5,000円の予算で購入したいクールビズ/暑さ対策グッズのランキング(「その他」除く)。

  1. 涼感素材の衣類
  2. 高機能の夏用下着
  3. 靴・サンダル
  4. 肌用冷却スプレー
  5. 衣類・靴用の冷却スプレー
  6. 帽子
  7. 冷却スカーフ
  8. 日傘

驚くべきことに回答者の73.5%がクールビズを実践している。クールビスを実践する理由は、1位が「快適・楽だから」、2位が「涼しいから」、3位が「会社の方針だから」となった。

それでは、どのようなファッションなのかといえば、75.3%がYシャツとスラックスと回答。Tシャツやショートパンツといったカジュアルな服装はごくごく一部に限られている。

最近は、冷えるくらいに冷房をきかせるようなオフィスは減ってきており、スーツには厳しい環境となってきた。だから、上着とネクタイがないだけでも、涼しいのかもしれない。

出典:LOYALTY MARKETING, INC.

社会人として欠けているもの上位3つは、創造力、積極性、社交性

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、今年の新入社員1,258人を対象に意識調査を実施した。アンケートは、3月28~29日と4月2~5、8日の2回に分けて行われた。

以下は、社会人としての自分に欠けているものランキング(「その他」除く)。

  1. 創造力
  2. 積極性
  3. 社交性
  4. 集中力
  5. 思考力
  6. 体力
  7. 忍耐力
  8. 対人対応力
  9. 順応性
  10. 協調性
  11. 責任感

逆に「自信のあるもの」ランキングの上位5つは、「協調性」「忍耐力」「責任感」「集中力」「対人対応力」だった。この結果を見ると、社交性に自信がないにもかかわらず(欠けているもの3位)、周囲の人とうまくやっていると思っているように見える

また、アンケートではこれまで65%前後で高止まりしていた「定年まで同じ会社で働きたい」にも変化が現れた。今年はほぼ半分となり、リーマン・ショック前の水準にまで戻った。

ちなみに彼らは日本の将来を比較的明るく見ているようだ。日本の景気を天気で表した質問に対して、今の日本は晴れと回答したのが5%なのに対し、10年後の日本は25.6%が晴れになるとしている。

なお、男性と女性の比率は65%対35%。78%が大卒以上の学歴を持つ。

出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング

梅雨時のいや~なニオイ、元から絶たなきゃダメ

生活トレンド研究所(オールアバウト)は、2013年4月9~11日にかけて、25~49歳の既婚女性1,000人を対象に、梅雨の家事に関するアンケート調査を実施した。

以下は、梅雨時にニオイが気になるところランキング。

  1. 風呂場の床や壁
  2. キッチンの水周り
  3. 玄関収納(下駄箱)の中
  4. 洗面台まわり
  5. 玄関周り
  6. トイレの便器周辺
  7. 押入れの中
  8. 特に気をつけていない
  9. 風呂場内の棚部分
  10. キッチンの収納周り

ニオイ対策は、窓を開けたり換気扇をつけたりといった喚起、芳香剤の設置、消臭・芳香スプレーの噴霧のいずれかの方法で対処しているようだ。

だがレポートによれば、これらの対策はその場しのぎのもので、抜本的な対策となっていないとし、根本的な原因から解決しなければ同じことの繰り返しとなり、家事労働の時間も増えてしまうと警告する。

出典:オールアバウト

IPO意向のある未上場会社、3社に1社が5年以内のIPOを検討

帝国データバンク(TDB)は、2013年3月1~5日にかけて、IPO意向ががあると回答した未上場企業557社を対象に、IPOに関する調査を実施した。

以下は、IPOの予定時期のランキング。

  1. 未定
  2. 2016年
  3. 非公表
  4. 2015年
  5. 2017年
  6. 2018年以降
  7. 2014年
  8. 2013年
  9. 無回答

過半数が未定だったものの、5年以内の合計では33.2%となった。また、IPOを予定している市場は、37.2%が東証マザーズ、24.2%がJASDAQスタンダードとなった。業種は、約半数がサービス業である。

IPOの目的は、資金調達だけでなく、知名度・信用力の向上や人材確保といった面もあるようだ。

出典:帝国データバンク

電子制御スロットルの特許総合力は日立オートモティブシステムズ

パテント・リザルトは、電子制御スロットル技術における特許総合力ランキングを発表した。

  1. 日立オートモティブシステムズ
  2. デンソー
  3. 本田技研工業
  4. トヨタ自動車
  5. ヤマハ発動機

電子制御スロットルは、アクセルワイヤとスロットルバルブをケーブルでつなぐのではなく、センサーでアクセル踏み込み量を検知し、ECU(エンジンコントロールユニット)の命令にしたがいモーターでスロットルを開く技術のこと。ドライブ・バイ・ワイヤとも呼ばれている。

この評価は、1993年~2013年2月末までに日本の特許庁で公開された関連特許を対象に、特許の質と量から総合的に判断している。

出典:パテント・リザルト