インドネシアの中間層、経済発展を実感するとともに格差の拡大も認識

株式会社クロス・マーケティングと株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントは、2013年3月2~3日にかけて、インドネシアのジャカルタとスラバヤに住む20~49歳の中間層男女約220名に対して、価値観と生活者マインドに関する調査を実施した。なお、中間層とは、世帯月間支出額が200~350万ルピーア未満を指す。

以下は、暮らし方に関する意識のランキング。

  1. 生活のムダを省いてかざらない簡素な生活をしたい
  2. 親戚や近所の人たちとのつきあいを大事にしていきたい
  3. 背伸びをせずに自分にあった生活をしていきたい
  4. 節約のためモノを大事にしたり、電気やガスの使い方に気を配る
  5. 新しい科学や技術についての情報をできるだけ知っておきたい
  6. 古くからあるものの良さを見直して生活の中にとり入れていきたい
  7. その場に応じて、いろいろな暮らし方をうまく使い分けていきたい
  8. 生活を合理化して、自分の時間をつくるようにしたい
  9. 生活のなかで、自分だけの時間や空間を大事にしたい

調査では、生活価値観についても質問しているが、ジャカルタとスラバヤに住む中間層の8割以上が、1年前よりも暮らし向きが良くなり、今後1年間景気はさらに良くなると感じている一方で、格差も拡大していることを認識している様子がうかがえる。

出典:株式会社クロス・マーケティング

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