株式会社リクルートキャリアは、2013年2月1~5日にかけて、リクナビ2014会員のうち2014年3月卒業予定の大学・大学院生407,837人を対象に、働きたい組織(企業、団体、官庁など)の特徴に関するアンケートを実施した。
以下は、大学生全体の自身の考えに当てはまる、どちらかといえば当てはまるの多い順ランキング。
- コミュニケーションが密で、一体感を求められる
- 仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる
- ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い
- 周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる
- 安定し、確実な事業成長を目指している
- 歴史や伝統がある企業である
- 多くの人を巻き込んで行う仕事の割合が多い
- 入社直後の給与は低いが、長く働き続けることで後々高い給与をもらえるようになる
- 個人の生活をサポートする制度(休暇制度や各種手当など)を充実させる代わりに、給与は低い
- 幅広く多様な人と、人間関係を築ける
- 企業固有の技術や商品、ブランド、ノウハウなどが強みとなっている
- どこの会社に行ってもある程度通用するような汎用的な能力が身につく
- 現場の社員主導で事業運営が行われている
- 評価の良し悪しによって給与があまり変化せず、安定的な収入が得られる
- 個人の裁量権は小さいが、ステータス感のある企業(組織)で働ける
- 短期での成長はしにくいが、体力的・精神的なストレスがかからない
- 自分のキャリアステップは自分で考え、実現に取り組むことが求められる
- 特定の地域で働く
- 給与は低いが、個人間で待遇に大きく差がついたり、降格になったりする可能性は小さい
- これまでの経験(学業など)を活かして成長できる
アンケートでは、対立する2つの項目に対して回答させるような形式になっているが、ランキングでは2つを比較して多いほうの項目のみでランキングを作成した。
大学生全体では、多くの人材と密接に関われるような比較的大きく安定した組織で、競争はあまり好まない傾向があるように見受けられる。