株式会社カンター・ジャパンは、2012年3~5月にかけて、日本、韓国、インド、オーストラリア、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、ポーランド、トルコ、アメリカ、カナダ、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチンの16歳以上の男女19,000人(うち日本人は987人)を対象に、「お金持ちと一般人にそれぞれ違うルールがあることにどの程度の怒りを感じるか」についてアンケート調査を実施した。
以下は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアの主要先進国の「怒りを感じない」ランキング。
- 日本
- アメリカ
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- スペイン
- イタリア
日本は「怒りを感じる」は74%、19カ国平均は86%で、怒りを感じる割合は最も低かった。さらに、怒りの大きさを示す「大きな怒り」について、日本は21%、平均は55%、最大のイタリアは75%で、大きな開きを見せた。
日本でも格差社会が騒がれているが、まだまだ高度成長時代の国民皆中流意識は薄れていないのかもしれない。また、海外があまりにも格差が開いていることの意識の表れともいえそうだ。
出典:KANTAR JAPAN