MMD研究所(株式会社アップデイト)は、2013年2月21~24日にかけて、クーポンを利用したことのある20歳以上のフィーチャーフォン利用者250人、スマートフォン利用者250人を対象に、クーポンに関する意識調査を実施した。
以下は、最も利用頻度の高いクーポンの取得元(スマートフォン)のランキング。
- スマートフォンアプリで取得
- スマートフォンサイトで取得
- PCサイトで取得
- 折込チラシに載っていた
- フリーペーパーに載っていた
- PCメルマガで送られてきた
- 店頭や駅で受け取った
- モバイルメルマガで送られてきた
- ダイレクトメールで送られてきた
- 新聞に載っていた
- 雑誌に載っていた
- その他
利用頻度の高いクーポンの取得元は、フィーチャーフォンとスマートフォンとで傾向が異なる。フィーチャーフォンの1位は「PCサイトで取得」で30.0%となったが、スマートフォンでは15.2%に過ぎない。また、折込チラシも、フィーチャーフォンは2位で20.0%となったが、スマートフォンでは11.2%だった。この結果から、スマートフォンではアプリやサイトで取得することが多いがフィーチャーフォンではその割合は少なくなっていると言えそうだ。だが、これは使い方の違いによるものだろうと思われる。
一方、共通しているものもある。それは、メルマガやダイレクトメールに送られてきたクーポンや新聞・雑誌に載っていたクーポンがかなり低いことだ。新聞・雑誌はどちらも0.8%、メルマガやダイレクトメールは4~5%にとどまった。つまり、これらのメディアの広告効果は、折込チラシやフリーペーパーよりもないということになる。
なお、新規購入・申込み、継続購入・申込みともに、クーポンがあることで「影響する」と回答したのは8割を超える。ただし、クーポンが利用できなかったことで購入・申込みをしなかった経験は、フィーチャーフォンは52.9%、スマートフォンは56.4%にとどまった。
出典:MMD研究所