LINE、10代で90%、20代でも77%が利用

ニールセンは、スマートフォン視聴率情報Mobile NetViewの3月データの結果を発表した。

以下は、スマートフォンからのサービス利用状況トップ5(男女別)。

    ●男性

  1. Google検索 78%
  2. Google地図 60%
  3. Google Play 60%
  4. 楽天市場 55%
  5. LINE 54%

    ●女性

  1. Google検索 83%
  2. LINE 73%
  3. 楽天市場 66%
  4. Google地図 63%
  5. Google Play 62%

一人当たりの月間利用時間は、男性が34時間、女性が47時間となり、女性のほうがはるかに利用している。また、男女差も出ており、話題のLINEは女性のほうが19ポイントも多くなった。

年代別でもLINEは40代以降が半数以下となったことに対し、10代は90%、20代は77%が利用している。また、10代、20代ではアメブロ(10代で73%、20代で61%)の利用も多い。逆に60代以上になると、他の年代ではトップ5に入っていないYahoo!ニュース(37%)が5位にランクインされている。

スマホの利用では、男女差というよりも世代差が明確に出た感がある。その一方で、どの年代でもGoogle検索は7割以上が使っていることが改めて認識される結果となったといえよう。

今後もLINEが伸びていくのか、それとも別のアプリが台頭するか、これからの展開が期待できそうだ。

出典:ニールセン株式会社

コンプライアンス違反を理由にした法的整理の半数以上は業法違反

帝国データバンクは、2012年4月~2013年3月の1年間で、コンプライアンス違反が理由で法的整理となった負債額1億円以上の企業について調査報告を公開した。本調査は2012年5月に続き9回目となる。

以下は、違反類型別ランキング。

  1. 業法違反 60件
  2. 粉飾  57件
  3. 資金使途不正 25件
  4. 雇用 11件
  5. 不正受給 7件
  6. 談合 6件
  7. 脱税 5件
  8. 偽装 5件
  9. 不法投棄 3件
  10. 贈収賄 2件
  11. 過剰営業 1件
  12. その他 18件

2012年度にコンプライアンス違反が理由で法的整理となった企業数は200件。調査を開始した2005年以降最も多くなった。

今年度1位となった業法違反とは、主に建設業法や道路運送法違反のことを指す。業種でも建設業が一番多く、次いで運輸・通信業、卸売業となった。今回の調査では、20年以上の業歴を持つ企業が全体の約7割に迫る結果となった。

出典:帝国データバンク[TDB]

認知されているということは売れていることの証?

ネオマーケティングは、2013年5月16~17日にかけて、全国20歳以上の男女1,000人を対象に、2013年4月1~30日に発売された「アイスクリーム(15種類)」「スナック菓子(21種類)」「カップ麺(22種類)」に関する認知・購入度について調査した。

以下は、カップ麺認知度ランキングの上位5商品(複数回答)。

  1. 東洋水産 マルちゃん麺づくり<醤油とんこつ>
  2. 明星食品 明星 一平ちゃん夜店の焼そば<わさびマヨ醤油味>
  3. サンヨー食品 サッポロ一番カップスター<じゃがバター味>
  4. エースコック カレーハウス CoCo壱番屋監修マイルドカレーラーメン
  5. 日清食品 カップヌードル<鶏しおオニオンヌードル>ビッグ

これら新商品を実際に購入したランキングも、3位までは認知度と同じ結果になった。

アイスクリームの認知度・購入度1位はともに森永乳業の「ピノ<ダークショコラ>」、スナック菓子の認知度・購入度も1位は同じで、湖池屋の「ポテトチップス リッチカット<リッチコンソメ>」となった。

年代別にみると、購入度のランキングは変動しているが、食品の場合、認知度と購入度はほぼ比例しているといってもいいのかもしれない。

出典:NEO MARKETING – ネオマーケティング