ライフメディア リサーチバンクは、2013年5月15~22日にかけて、20歳以上の1年に1回以上航空機を利用する男女1,500人を対象に、格安航空会社(LCC)に関する調査を実施した。
以下は、LCCが低価格で運行するために行っている施策で許容できると思うものランキング(全体:複数回答)。
- 食事や飲料の簡素化、有料化 80.6%
- エコノミークラスのみ 56.7%
- 機内エンターテインメントの廃止 53.9%
- 毛布や枕の有料化 50.3%
- 航空券の予約・販売はインターネットのみ 48.1%
- マイレージサービスをしない 42.4%
- 預かり手荷物の有料化 36.1%
- 座席や座席間が狭い 33.9%
- 座席指定の有料化 27.9%
- 小型空港からの発着 24.7%
- 座席指定の廃止 20.7%
- 保有機材の効率よい運行(遅延が発生する恐れ有) 14.5%
- キャンセルができない 12.7%
- 許容できるものはない 4.3%
全体的に女性よりも男性の方がわずかに数値が大きくなった(許容度が高い)。特に「毛布や枕の有料化(8.5ポイント差)」「座席指定の廃止(6.3ポイント差)」「座席指定の有料化(8.7ポイント差)」「小型空港からの発着(10.1ポイント差)」「保有機材の効率よい運行(8.7ポイント差)」は、男女差で意識がかなり異なる。
LCCの認知度は男性が75.3%、女性が61.3%となり、認知度は高いといえる。ただし、実際に利用したことのある人は男性が22.3%、女性が19.5%で2割程度にとどまっている。
利用した人はわずか2割程度だが、彼らの満足度(「非常に満足」「満足」の合計)は、男性57.5%、女性58.9%と、それなりの評価は得ている。
出典:リサーチバンク