博報堂こそだて家族研究所は、2012年9月23~28日、10月12~15日にかけて、0~9歳の子供を持つ20~40代の既婚女性1,223人を対象に、パパの家事・育児参加度に関する調査を行った。
以下は、フルタイムの家庭でパパが参加している家事・育児ランキング。/h4>
- ゴミ出し 63.5%
- 子どもの身の回りの世話 58.3%
- 子どもの教育 45.7%
- 食事の片づけ 42.5%
- 水周りの掃除 41.0%
- 子どもの送迎 39.3%
- 洗濯 36.9%
- 買い物(食品・日用品) 34.7%
- 部屋の掃除 34.3%
- 居室外の掃除 33.1%
- 食事の準備 16.2%
- アイロンがけ 11.9%
フルタイムの夫婦は、パート・アルバイト、専業主婦の夫婦に比べ、すべての項目が数値を上回っていた。つまり、普段から夫も家事・育児をしているといえそうだ。ただし、家事時間は、フルタイムであっても平日は44分でしかない。パート・アルバイト、専業主婦の24分、26分よりも多いとはいえ、妻の家事時間(平日全体平均4時間24分)に比べれば戦力になっているとはいえないだろう。
一方、平日の育児・教育時間は、フルタイムが75分、パート・アルバイトが57分、専業主婦が62分と、家事ほどの開きはない。平日、「パパ」が「家」で過ごす時間はそれほど多くない。その貴重な時間は子供に多く使われているのかもしれない。
出典:博報堂こそだて家族研究所