20代女子が「素の自分」をさらけ出せるのは、友達よりも母親

クロス・マーケティングは、2013年5月2~6日にかけて、20~29歳男女学生、20~29歳男女有職者、30~59歳男女有職者合計1,000人を対象に、若者に関する調査を実施した。

以下は、20代有職者女性の「飾らずに素の自分をさらけ出せる相手」のランキング。

  1. 母親 39.5%
  2. 配偶者・恋人 30.0%
  3. 高校時代の友人 27.0%
  4. 大学時代の友人 25.0%
  5. 兄弟・姉妹 24.0%
  6. 父親 22.5%
  7. 中学校時代の友人 14.5%
  8. そのような人はいない/自分らしくふるまえるのは1人でいる時だけだ 9.0%
  9. 職場の部下・同僚・上司 8.5%
  10. 仕事関係の友人 7.0%
  11. その他の家族 6.0%
  12. 小学校時代の友人 5.5%
  13. 趣味・スポーツ等でつながっている知人 5.0%
  14. その他の知り合い 2.0%
  15. 誰と接するときでも自分らしくふるまっている 2.0%
  16. 自宅の近所の友人 1.5%
  17. 習い事・自己啓発の知り合った友人 1.5%
  18. ネット(SNSなど)を通じて知り合った友人 0.5%
  19. アルバイト先の人 0.5%
  20. 取引先等、仕事関係の人 0.5%

20代有識者女性も、20代学生女性と同じ曲線を描く。男性は女性に比べ、「そのような人はいない」の比率が高く、20代学生で23.0%、20代有職者で24.0%だった。これは、女性に比べ10ポイント程度高い。

逆に、女性の方が高いのは「母親」だ。20代学生が25.0%、20代有職者が22.5%なのに対して、女性学生は40.0%、女性有職者も39.5%と大きく差が開いた。

出典:クロス・マーケティング

スマホは大学生必需品? 高校3年~大学入学直前入手が過半数

近畿大学は、2013年度新入生6,383人(農・医・工学部を除く)を対象に、スマートフォンとSNSの利用状況に関するアンケートを実施した。

以下は、スマートフォンの使用開始時期のランキング。

  1. 高校3年生から 27.0%
  2. 大学入学前の春休みから 25.1%
  3. 高校2年生から 21.9%
  4. 高校1年生から 9.9%
  5. それ以外の時期から 4.3%

新入生の88.2%がスマートフォン使用、そのうち6割以上が高校在学中から使用している。また、「それ以外の時期から使用している」はおそらく中学生と推測されることから、約7割は中学・高校で手にしていることになる。

スマホの使用開始時期は早まる傾向がある。現在のところ、まだ小学生はスマホよりも携帯電話を持つことのほうが多いが、今後はスマホにとって代わられるのではないだろうか。

出典:近畿大学

LCC認知はされても、利用率はわずか13.7%

エイビーロードは、2013年3月25日~4月1日にかけて、関東、関西、東海に住み、2012年に海外旅行に行った18歳以上の男女7,862人(回収率は66.1%)を対象に、国際線LCC利用に関する調査を行った。

以下は、国際線LCC利用経験率のランキング(複数回答)。

  1. ジェットスター航空 5.0%
  2. ピーチ・アビエーション 2.2%
  3. エアアジアX 2.2%
  4. エアアジア・ジャパン 1.9%
  5. ジェットスターアジア航空 1.8%
  6. 済州航空 1.6%
  7. イースター航空 1.0%
  8. エアブサン 0.9%
  9. 春秋航空 0.7%
  10. セブパシフィック航空 0.7%
  11. スクート航空 0.3%
  12. ジンエアー 0.2% 
  13. ティーウェイ航空 0.1%

LCCの認知率は86.5%と高くなったものの、利用率は13.7%と、かなり低い。最も利用されたジェットスター航空であっても5.0%であり、依然として大手航空会社が利用されている状況がうかがえる。

性年代別では、18~29歳男性が23.0%で最も高く、50歳以上女性が8.5%と最も低くなった。なお、海外旅行経験回数別ではライト(11.9%)よりもミドル(13.4%)、ミドルよりもヘビー(14.4%)のほうが利用率は高くなくなり、経験豊富な人ほどLCC選ぶ傾向が見らえる。

世界的に広まったLCCだが、日本に浸透するにはまだ時間がかかりそうだ。

出典:エイビーロード

スマホでも、読みたいのはやっぱり趣味の本や小説、ビジネス書

ワークポートは、2012年10~12月の間に同社を訪問した転職希望の男女約260人を対象に電子書籍についてのアンケートを実施した。

以下は、電子書籍で読みたいジャンルのランキング。

  1. 趣味
  2. 小説
  3. ビジネス
  4. 漫画
  5. 旅行
  6. ファッション
  7. 生活関連
  8. スポーツ
  9. 語学
  10. 歴史
  11. ノンフィクション

電子書籍を利用したことがあるのは、全体の約43%。そのうち43.3%がスマートフォンでの利用だ。また、1カ月にかける費用で最も多かったのは、0~1,000円の約15%、次が1,000~2,000円の約13.5%、2,000~3,000円の約7.3%となった。

日本は、昨年末にアマゾンのkindleストアが、3月にAppleのiBookstoreがオープンし、今後、電子書籍市場は拡大していくと予想されている。こうした環境の変化とスマホ保有率の上昇を考慮すると、調査から半年経った現在、スマホでの電子書籍利用率は43.3%よりも高くなっているかもしれない。ただし電子書籍の利用率は増えても、費用やジャンルなどが大きく変更することはないだろう。

出典:ワークポート

30代男性のFacebook登録、50~60代男性よりも低かった

リサーチバンクは、2013年6月7~12日にかけて、全国10~60代の男女2,400人を対象に、Facebookに関する調査を実施した。

以下は、性年代別の登録者が多い順ランキング。

  1. 20代女性 50.5%
  2. 20代男性 49.0%
  3. 50代男性 47.0%
  4. 60代男性 40.0%
  5. 40代男性 39.0%
  6. 10代男性 38.0%
  7. 30代女性 38.0%
  8. 10代女性 36.5%
  9. 30代男性 35.5%
  10. 50代女性 27.5%
  11. 40代女性 26.5%
  12. 60代女性 22.0%

Facebookに登録している人は、全体では37.5%。男性全体は41.4%、女性全体は33.5%。

登録者の83.1%は実名登録している。ただし、プロフィール写真に「顔がわかる自分の写真を使っている」24.5%、「顔がわからない自分の写真を使っている」15.1%となり、まだまだ顔出しには抵抗があるようだ。

意外だったのは、50~60代男性が高かったことと、30代男性が低かったことだ。30代男性は男性の年代別では最も低く、さらに同じ年代である30代女性よりも低い。ネットサービスを最も使っていると思われる30代男性が4割にも達していないというのは、SNSに時間を割くような余裕がないのかもしれない。

出典:リサーチバンク

塩麹は強かった。全年代の3割以上が「よく買っている」

リビングくらしHOW研究所は、2013年4月に全国の既婚女性829人を対象に、最近流行の食品についてのアンケートを実施した。

以下は、よく買っている(やっている)トレンド食品のランキングベスト20。

  1. 塩麹 31.9%
  2. パンケーキMix 18.5%
  3. グラノーラ 18.0%
  4. ベジックス 15.3%
  5. 干し野菜 11.3%
  6. 醤油麹 11.3%
  7. クックドゥ香味ペースト 9.4%
  8. フルーツソース 8.7%
  9. R-1ヨーグルト 8.2%
  10. 生姜粉末 8.1%
  11. いなばのタイカレー缶詰 6.7%
  12. ジンジャーシロップ 6.6%
  13. トーストシーズニング 5.5%
  14. 糀ジャム 5.3%
  15. しらたきパスタ 4.4%
  16. グリーンスムージー 4.2%
  17. 酵素ドリンク 3.4%
  18. ガリガリ君リッチコーンポタージュ 3.1%
  19. ノニジュース 1.1%

1位になった塩麹は、どの年代でも3割以上が「いま結構ハマって良く買っている(やっている)」と回答。世代に関係なく認知されている。

それに対して、年齢が高くなるにつれて認知率が低くなるのは2位~4位のグラノーラやパンケーキMix、カルビーのベジップスだ。これらが上位になったのは、若い女性が食品の流行を牽引しているからなのだろう。

出典:くらしHOW研究所

クラブサンドイッチの価格から、物価がわかる!?

オンラインホテル予約サイトHotels.comは、世界28カ国・地域の840軒のホテルを対象に、クラブサンドイッチ指数調査を実施した。

  1. Switzerland – Geneva £19.96
  2. France – Paris £17.99
  3. Norway – Oslo £17.51
  4. Sweden – Stockholm £15.15
  5. Denmark – Copenhagen £14.64
  6. Italy – Rome £14.59
  7. Japan – Tokyo £13.57
  8. UK – London £13.53
  9. Australia – Sydney £13.46
  10. Hong Kong £12.98
  11. Finland – Helsinki £12.94
  12. South Korea – Seoul £12.16
  13. USA – New York £11.48
  14. Russia – Moscow £11.06
  15. Netherlands – Amsterdam £10.92
  16. Germany – Berlin £10.44
  17. Singapore £10.11
  18. Canada – Toronto £10.00
  19. Ireland – Dublin £9.87
  20. Spain – Madrid £9.68
  21. Brazil – Rio De Janeiro £9.44
  22. China – Beijing £8.27
  23. Argentina – Buenos Aires £7.79
  24. Thailand – Bangkok £7.74
  25. Colombia – Bogota £7.48
  26. Taiwan – Taipei £7.45
  27. Mexico- Mexico City £6.91
  28. India – New Delhi £5.97

同社によると、チキン、ベーコン、玉子、レタス、マヨネーズを挟んだクラブサンドイッチは世界各地の「手ごろ」な価格の指標として比較できるものだという。このことからHotels.comは、旅行客が目的地の物価を知る目安としてClub Sandwich Index(CSI)を作成した。

なおCSIは、各都市の5つ星ホテル、4つ星ホテル、3つ星ホテル各10軒、合計30軒のホテルのクラブサンドイッチの価格の平均である。

今回は昨年に続き2度目の調査。今年はパリ(昨年1位)に代わり、ジュネーブが1位を獲得。ただし、スイスは5つ星ホテルの最高値5,209円から3つ星ホテルの最低値1,407円まで幅広いようだ。

また、昨年はTOP20圏外だったタイのバンコクと台湾の台北がランクインした。残念ながら東京は昨年4位から今年は7位に後退している。大衆のデフレ脱却には、もう少し時間がかかるのかもしれない。

出典:Hotels.com

Best Global Green Brands 2013-Interbrand

Interbrandは、環境活動を基に総合評価したグリーンブランドランキングを発表した。

  1. TOYOTA
  2. Ford
  3. HONDA
  4. Panasonic
  5. NISSAN
  6. Johnson & Johnson
  7. Volkswagen
  8. Danone
  9. Nokia
  10. Dell
  11. Sony
  12. HP
  13. BMW
  14. Nestle
  15. adidas
  16. Samsung
  17. Mercedes-Benz
  18. Siemens
  19. Coca-Cola
  20. LOreal
  21. Intel
  22. Apple
  23. Philips
  24. 3M
  25. Cisco
  26. Xerox
  27. Canon
  28. Nike
  29. Microsoft
  30. Starbucks
  31. Kia
  32. Kellogg’s
  33. H&M
  34. Allianz
  35. AXA
  36. SAP
  37. Citi
  38. Colgate

日本は、トップ5にTOYOTA、HONDA、Panasonic、NISSANの4社がランクイン。環境に強いところを見せた。

出典:Interbrand

ゲームアプリユーザーの2割が課金。課金金額は二極化傾向

インターネットコムは、2013年5月28~30日にかけて、全国10~60代以上の男女1,098人を対象に、ゲームアプリのついての調査を実施した。

以下は、ゲームアプリ内におけるアイテム購入総額のランキング。

  1. 0~500円未満 25.3%
  2. 1,000~3,000円未満 21.7%
  3. 500~1,000円未満 19.3%
  4. 3,000~5,000円未満 12.0%
  5. 3万円~5万円未満 8.4%
  6. 1万円~3万円未満 7.2%
  7. 10万円以上 4.8%
  8. 5万円~10万円未満 1.2%
  9. 5,000~1万円未満 0.0%

アンケート調査に回答した1,098人のうちスマホあるいはタブレット所有者は569人。その569人の中でゲームアプリがインストールされている人は405人、71.2%だった。ただし、ゲームアプリ内でアイテム購入したことのある人は83人と、2割程度でしかない。ゲームアプリそのものは多くの人に楽しまれているが、8割は無課金ユーザーということになる。

なお、アイテム購入金額も1,000円未満が44.6%となったことから、ゲームセンターと同じ感覚と遊んでいるものと思われる。その一方で1万円以上つぎ込む人も2割おり、アイテム課金は、少額と高額の二極化の傾向にある。

出典:インターネットコム

パパの「家」での時間、家事よりも子供の世話・教育中心

博報堂こそだて家族研究所は、2012年9月23~28日、10月12~15日にかけて、0~9歳の子供を持つ20~40代の既婚女性1,223人を対象に、パパの家事・育児参加度に関する調査を行った。

以下は、フルタイムの家庭でパパが参加している家事・育児ランキング。/h4>

  1. ゴミ出し 63.5%
  2. 子どもの身の回りの世話 58.3%
  3. 子どもの教育 45.7%
  4. 食事の片づけ 42.5%
  5. 水周りの掃除 41.0%
  6. 子どもの送迎 39.3%
  7. 洗濯 36.9%
  8. 買い物(食品・日用品) 34.7%
  9. 部屋の掃除 34.3%
  10. 居室外の掃除 33.1%
  11. 食事の準備 16.2%
  12. アイロンがけ 11.9%

フルタイムの夫婦は、パート・アルバイト、専業主婦の夫婦に比べ、すべての項目が数値を上回っていた。つまり、普段から夫も家事・育児をしているといえそうだ。ただし、家事時間は、フルタイムであっても平日は44分でしかない。パート・アルバイト、専業主婦の24分、26分よりも多いとはいえ、妻の家事時間(平日全体平均4時間24分)に比べれば戦力になっているとはいえないだろう。

一方、平日の育児・教育時間は、フルタイムが75分、パート・アルバイトが57分、専業主婦が62分と、家事ほどの開きはない。平日、「パパ」が「家」で過ごす時間はそれほど多くない。その貴重な時間は子供に多く使われているのかもしれない。

出典:博報堂こそだて家族研究所