塩麹は強かった。全年代の3割以上が「よく買っている」

リビングくらしHOW研究所は、2013年4月に全国の既婚女性829人を対象に、最近流行の食品についてのアンケートを実施した。

以下は、よく買っている(やっている)トレンド食品のランキングベスト20。

  1. 塩麹 31.9%
  2. パンケーキMix 18.5%
  3. グラノーラ 18.0%
  4. ベジックス 15.3%
  5. 干し野菜 11.3%
  6. 醤油麹 11.3%
  7. クックドゥ香味ペースト 9.4%
  8. フルーツソース 8.7%
  9. R-1ヨーグルト 8.2%
  10. 生姜粉末 8.1%
  11. いなばのタイカレー缶詰 6.7%
  12. ジンジャーシロップ 6.6%
  13. トーストシーズニング 5.5%
  14. 糀ジャム 5.3%
  15. しらたきパスタ 4.4%
  16. グリーンスムージー 4.2%
  17. 酵素ドリンク 3.4%
  18. ガリガリ君リッチコーンポタージュ 3.1%
  19. ノニジュース 1.1%

1位になった塩麹は、どの年代でも3割以上が「いま結構ハマって良く買っている(やっている)」と回答。世代に関係なく認知されている。

それに対して、年齢が高くなるにつれて認知率が低くなるのは2位~4位のグラノーラやパンケーキMix、カルビーのベジップスだ。これらが上位になったのは、若い女性が食品の流行を牽引しているからなのだろう。

出典:くらしHOW研究所

パパの「家」での時間、家事よりも子供の世話・教育中心

博報堂こそだて家族研究所は、2012年9月23~28日、10月12~15日にかけて、0~9歳の子供を持つ20~40代の既婚女性1,223人を対象に、パパの家事・育児参加度に関する調査を行った。

以下は、フルタイムの家庭でパパが参加している家事・育児ランキング。/h4>

  1. ゴミ出し 63.5%
  2. 子どもの身の回りの世話 58.3%
  3. 子どもの教育 45.7%
  4. 食事の片づけ 42.5%
  5. 水周りの掃除 41.0%
  6. 子どもの送迎 39.3%
  7. 洗濯 36.9%
  8. 買い物(食品・日用品) 34.7%
  9. 部屋の掃除 34.3%
  10. 居室外の掃除 33.1%
  11. 食事の準備 16.2%
  12. アイロンがけ 11.9%

フルタイムの夫婦は、パート・アルバイト、専業主婦の夫婦に比べ、すべての項目が数値を上回っていた。つまり、普段から夫も家事・育児をしているといえそうだ。ただし、家事時間は、フルタイムであっても平日は44分でしかない。パート・アルバイト、専業主婦の24分、26分よりも多いとはいえ、妻の家事時間(平日全体平均4時間24分)に比べれば戦力になっているとはいえないだろう。

一方、平日の育児・教育時間は、フルタイムが75分、パート・アルバイトが57分、専業主婦が62分と、家事ほどの開きはない。平日、「パパ」が「家」で過ごす時間はそれほど多くない。その貴重な時間は子供に多く使われているのかもしれない。

出典:博報堂こそだて家族研究所

父が望むのは、物よりも一緒に過ごす時間

楽天リサーチは、2013年6月4~5日にかけて、小学生以上の子供を持つ20~69歳の父親500人を対象に、父の日のプレゼントに関する調査を実施した。

以下は、プレゼントに対する父親の本音ランキング(複数回答)。

  1. 一緒に外食 27.2%
  2. 手紙やメッセージカード 25.6%
  3. 手作りのもの 15.4%
  4. 洋服、ファッション小物 14.8%
  5. 一緒に旅行やお出かけ 14.0%
  6. 酒 12.2%
  7. 現金、金券 10.2%
  8. 肩たたきなどのマッサージ 7.6%
  9. 食べ物 6.8%
  10. ネクタイ 6.2%
  11. 家電製品 5.8%
  12. 時計 5.6%
  13. 本 3.2%
  14. バッグ 2.4%
  15. ベルト 2.0%
  16. 下着 1.8%
  17. タバコ 1.6%
  18. その他 14.6%

父の日にプレゼントをもらった人は52.6%。また、父の日にもっともうれしいと感じることは、「子供から感謝される」(35.8%)、「子供と会える、子供と同じ時間を過ごせる」(33.4%)などがあがった。

出典:楽天リサーチ

お弁当を作っている人の7割以上が、冷凍食品のお弁当用おかずを活用

マーシュは、2013年5月22~24日にかけて、20~60代の女性500人を対象に、冷凍食品に関するアンケート調査を行った。

以下は、直近3カ月以内に購入したことのある市販の冷凍食品のランキング(複数回答)。

  1. うどんやそば、ラーメンやパスタなどの麺類 60.2%
  2. 煮物、餃子、シューマイなどのおかず類 50.1%
  3. お弁当用のおかず類 49.9%
  4. カット野菜、枝豆、ミックスベジタブルなどの農産物 49.6%
  5. 唐揚げ、天ぷら、フライドポテトなどの揚げ物類 46.9%
  6. ピザ、グラタン、ドリアなどの洋食系の軽食類 39.6%
  7. エビ、イカ、シーフードミックスなどの魚介類 39.1%
  8. お好み焼き、たこ焼きなどの和食系の軽食類 34.4%
  9. 今川焼、たい焼き、ワッフルなどのお菓子類 18.4%
  10. 牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類 17.7%
  11. ブルーベリー、マンゴーなどの果物類 14.7%
  12. パン生地、パイ生地などの素材類 9.8%
  13. その他 6.1%

お弁当を作っているか否かで冷凍食品の購買傾向は大きく変わる。作っている人は「お弁当用のおかず類」が74.4%と圧倒的に多いが、作っていない人は「うどんやそば、ラーメンやパスタなどの麺類」が67.3%と自宅で食べる食品が多い。お弁当用のおかずは、1人分の小分けにされていることが多い。お弁当が不要なら、あえて小分けを購入する必要はないからと考えられる。

なお、普段からお弁当を作っている人は57.6%。夫(28.6%)、自分(27.2%)、子ども(23.4%)など家族が中心となっている。冷凍食品の購入頻度は、週1~2回が最も多く32.6%、そのうち56.3%がお弁当を作っていると回答している。

出典:マーシュ

夏、外で食べたいのは、ざるそばよりも焼肉

ホットペッパーグルメリサーチセンターは、2013年5月1~8日にかけて、首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女9,527人を対象に、「夏の味覚」の人気投票を行った。

以下は、外食で食べたい夏の味覚のメニューのランキング(複数回答)。

  1. 焼肉 25.6%
  2. 冷やし中華 25.5%
  3. ざるそば・ざるうどん 21.4%
  4. スパイシーな料理(エスニック料理) 14.4%
  5. 韓国冷麺 11.3%
  6. カレー 9.7%
  7. そうめん・冷麦 8.1%
  8. 焼きそば 5.1%
  9. 冷奴 4.2%

水産部門ではウナギ、アジ、ハモが、農産品部門では枝豆、トマト、なすがそれぞれトップ3となった。

ただし「家で食べたい」メニューは外食メニューとは異なり、「そうめん・冷麦」(48.8%)、「冷やし中華」(46.9%)、「さるそば・ざるうどん」(38.2%)がトップ3となり、「焼肉」は7位にまで下がった。これは、食べるときに鉄板を使いたくないということなのかもしれない。

出典:ホットペッパーグルメリサーチセンター

ノーブランド商品の購入の決め手、口コミよりもネットの評判を重視

朝日大学マーケティング研究所は、2013年5月15~20日にかけて、首都圏に住む20~60代の男女425人を対象に、ブランド購入に関する調査を行った。

以下は、知らないブランドの購入要件のランキング。

  1. 価格が安い 58.4%
  2. ネットで評判が良い 37.9%
  3. 日本製である 36.2%
  4. 売れ筋である 35.1%
  5. 信頼できる小売店で売られている 34.6%
  6. 口コミが聞いた 27.3%
  7. お店が薦めている 22.6%
  8. 陳列が目立つ 7.1%
  9. パッケージが目立つ 4.7%

購入時にブランドを気にする商品は、飲料では29.3%でビール・発泡酒、生活用品では35.9%でシャンプー・リンス、アパレルでは18.0%でスポーツ用品、小物・雑貨では27.9%で腕時計がそれぞれ1位となった。飲料は1位のビール・発泡酒こそ30%近くになったが、ほかは10%台となり、ブランドにこだわらない傾向にあることがわかる。一方、生活用品と小物・雑貨は全体的に数値が高く、ブランド買いにあるといえよう。

これは男女差にも表れている。ビール・発泡酒にこだわる男性は34.8%と、女性よりも11.6ポイントも高くなった。逆に、生活用品のほとんどは、男性よりも女性のほうがポイントが高い。

良質なPB商品が台頭し、ノーブランドでも不満がなくなってきた今、特にこだわる商品でなければ、ブランドにこだわらなくなってきたのかもしれない。

出典:Asahi Univ. Marketing Laboratory

認知されているということは売れていることの証?

ネオマーケティングは、2013年5月16~17日にかけて、全国20歳以上の男女1,000人を対象に、2013年4月1~30日に発売された「アイスクリーム(15種類)」「スナック菓子(21種類)」「カップ麺(22種類)」に関する認知・購入度について調査した。

以下は、カップ麺認知度ランキングの上位5商品(複数回答)。

  1. 東洋水産 マルちゃん麺づくり<醤油とんこつ>
  2. 明星食品 明星 一平ちゃん夜店の焼そば<わさびマヨ醤油味>
  3. サンヨー食品 サッポロ一番カップスター<じゃがバター味>
  4. エースコック カレーハウス CoCo壱番屋監修マイルドカレーラーメン
  5. 日清食品 カップヌードル<鶏しおオニオンヌードル>ビッグ

これら新商品を実際に購入したランキングも、3位までは認知度と同じ結果になった。

アイスクリームの認知度・購入度1位はともに森永乳業の「ピノ<ダークショコラ>」、スナック菓子の認知度・購入度も1位は同じで、湖池屋の「ポテトチップス リッチカット<リッチコンソメ>」となった。

年代別にみると、購入度のランキングは変動しているが、食品の場合、認知度と購入度はほぼ比例しているといってもいいのかもしれない。

出典:NEO MARKETING – ネオマーケティング

Germany most popular country in the world-BBC

More than 26,000 people were surveyed internationally for the poll.

  1. Germany
  2. Canada
  3. UK
  4. Japan
  5. France
  6. EU
  7. Brazil
  8. USA
  9. China
  10. South Korea
  11. South Africa
  12. India
  13. Russia
  14. Israel
  15. North Korea
  16. Pakistan
  17. Iran

日本は4位だったが、昨年よりもポジティブ度は7ポイント下がり、ネガティブ度が6ポイント増と、2012年の時よりも悪くなった。
出典:BBC

20代以下の化粧はマスカラとアイブロウ。口紅は1割程度

くらしHOW(リビングくらしHOW研究所)は、2013年2月に、既婚女性488人を対象に、化粧品に関するアンケートを実施した。

以下は、必ず使っているメイクアイテムトップ10(複数回答)。

  1. 化粧下地 37.9%
  2. 口紅 33.2%
  3. アイブロウ 26.8%
  4. アイシャドウ 26.6%
  5. チーク 26.2%
  6. パウダーファンデーション 24.6%
  7. フェイスパウダー 21.7%
  8. リキッドファンデーション 18.6%
  9. マスカラ 18.6%
  10. リップグロス 17.0%

化粧下地は、すべての年代で1位か2位となり、年代に関係なく必須アイテムといえそうだ。しかし、マスカラやアイライナーといったアイメイクは、年代によって差が出ている。

たとえば、マスカラは20代以下では26.1%、30代では23.4%、40代は17.5%、50代は16.5%、60代以上は圏外となるなど、主に若い世代で使われている。同様に、口紅・リップグロスも年代差が出ている。20代以下は口紅が13.0%だが、30代は口紅が26.6%、リップグロスが17.5%、40代は口紅が32.2%、リップグロスが21.5%、50代は口紅が47.1%、60代以上は口紅が42.9%と、50~60代では過半数が何らかのリップアイテムをつけているが、20代以下は1割程度とかなり低くなった。

また、面白いことにスキンケアもメイクも、購入する場所は1位がドラッグストアの店頭、2位が通販化粧品メーカーのインターネットサイト、3位がデパートの化粧品ブランドカウンターとなった。

ドラッグストア店舗が多くなり、ネットショッピングはごく当たり前になった今では、デパートの化粧品売り場よりもこれらのほうが飼いやすいのかもしれない。

出典:くらしHOW研究所

40代後半以降の約7割は、転居を考えていない

生活トレンド研究所(株式会社オールアバウト)は、2013年3月5~6日にかけて、1都3県で戸建て住宅に住む45~64歳の男女800人を対象に、住宅に関する調査を実施した。

以下は、現在の持家を将来どうしたいかのランキング。

  1. リフォームしてそこに住み続けたい 33.3%
  2. 何もせずに住み続ける 22.6%
  3. 売却したい 16.1%
  4. 子や孫に住み継いでもらいたい12.0%
  5. 貸家として貸したい8.8%
  6. 建て替えてそこに住み続けたい6.0%
  7. その他 1.3%

リフォームの理由で最も多かったのは「当初よりだいぶ古くなったため」(64.3%)だった。男性は、年齢が上がるにつれてこの理由を選ぶ人が多くなり、特に60代前半の男性は84.8%と突出した。なお女性の場合、年代による差異は見られない。

また、「郊外で暮らしたいため」は、年齢・性別でかなりの差異が出ることになった。この理由が挙げた層が最も多かった順は40代後半男性で9.7%だが、同じ40代後半の女性は0%となった。これは、第一線で働くことの多い40代後半男性にとって、田舎暮らしが一緒の憧れになっていることの証左なのかもしれない。

いずれにしても、7割以上の人が他の場所に移転するつもりはなく、同じ家あるいは同じ場所に住み続けたいと思っているようだ。

出典:株式会社オールアバウト